「フランス周遊8日間」
ロワール地方のトゥールから291㎞専用バスで、世界遺産「モン・サン・ミッシェル」にやって来ました。遠くに見ても存在感はありますね。
5年前はまだ工事中だった島までのアプローチが、どうなっているのか楽しみです。
前回は家族4人でレンタカーで来たので島内のホテルに宿泊したのですが、今回はツアーなので、モン・サン・ミッシェルを散策後、パリのホテルまで行きます。やはりここは泊まることをお薦めします。夜のライトアップが素晴らしいですよ。(11)に前回のがあります。
モン・サン・ミッシェルをが遠くに見える場所にレストランやお店が集まっているところがあり、そこで昼食を取りました。
レストランの前をシャトルの馬車が、観光客を乗せて通っていきます。
今日のランチは、モンサンミッシェル名物のオムレツです。ふわふわでした。
個人車では行くことは出来ないので専用バスは大駐車場に止め、モンサンミッシェル島内行きはシャトルバスで、帰りは馬車に乗りました。
前回レンタカーで来た時も、ここに1泊駐車しました。
駐車場から島内までのシャトルバスに、すぐ乗れるので大変便利です。
駐車場から歩いている人もいます。
だんだんと近づいてくるモン・サン・ミッシェルを見ながら歩くのも素敵ですよね。
前回工事中でしたが、すっかり綺麗な歩道橋が出来ていました。
島の入口は、ここだけですので、シャトルバスを降りたらすぐ門が見えます。
名物オムレツで有名な「ラ・メール・プーラール」は入り口近くにあります。
大人気なので並んでいますが記念にどうぞ。オムレツが5千円しますよw
島の入口から修道院へと続く石畳の細道「グランド・リュ」を通ると両側には石造りの建物のホテルやショップ、レストランが立ち並んでいます。
狭い石畳に色とりどりの看板を見るのも楽しいです。
14世紀に建てられた修道院の入口です。この先にチケット売り場あります。
大西洋に浮かぶ小さな島、満潮になると海の中にポツンと浮かんだように見えます。
今日は潮が引いているので遠浅で歩けます。
1979年に世界遺産に登録された「モン・サン・ミッシェル修道院」
島の見どころのひとつ「修道院付属教会」です。巨大なロマネスクとゴシックの芸術建築物です。
本堂北側は12世紀のロマネスク様式で、中と後ろは15~16世紀の後期ゴシック建築です。
列柱廊は、「驚異(ラ・メルヴェイユ)」と呼ばれる棟の最上部の中庭に面し、僧たちの憩いと瞑想の場だったそうです。
大理石の柱の上部はアーチ状になっていて美しいですね。
そして、回廊の円柱は、ずらすことで柱が無限に続くように錯覚させてくれています。
迎賓の間は、修道院長が身分の高い来訪者を迎えた部屋です。
僧たちが静寂の中で食事を取ったという広々とした食堂です。
窓が59もあって、外から差し込む光で明るい空間になっていました。
この巨大な車輪は外からの荷物を吊り上げるため設置されました。
19世紀の監獄時代に、6人の囚人が2トンもの食料の荷物を引き上げていたそうです。
小さなチャペル「聖エティエンヌ礼拝堂」がありました。
修道院の遊歩道です。僧侶が散歩していたそうです。
天井のアーチがロマネスクからゴシックへの転換期を示しています。
騎士の間は、僧侶たちが写本などを行った仕事部屋です。
とても広く天井も高いので、天井まで届く暖炉がありました。
急な細い階段が多く続くので、修道院内は歩きやすい靴が良いですよ。
最後に記念品やお土産を販売しているショップがあります。
修道院からの出口は入り口と違うので、また違う景色を見ながら下ります。
ガブリエルの塔も見えます。
引き潮ですね。砂浜を向こうの方まで散策している人がいました。
石造りの建物と石畳の迷路のような道を下って行きます。
とても狭い階段もあります。お相撲さんは通れませんね。きっと。
通れるかなーって、下から細い女性が見ていますw。離合は無理ですね。
お土産屋さんに寄って買い物をしました。
やっと島の出口に到着。集合時間まで、ここで待ちます。
この歩道橋のおかげで、潮の流れが出来て良かったですね。
昔はここまでマイカーで来ることが出来たけれど、環境のためにはこれが一番です。
帰りは馬車に乗って、専用バスが待つ駐車場まで連れてってもらいます(^^)/
パリまで359㎞専用バスにて移動していきます。 つづく・・・