「ヨーロッパをレンタカーで旅する1カ月」
ローマからポンペイへ移動途中、アッピア街道が車窓からチラッと見えます。
宿泊先はナポリなので、その前にポンペイの遺跡観光をしました。
ヴェスヴィオ火山が爆発噴火して、灰に埋もれた悲しみの古代都市。
何度行っても感動。広い遺跡を見つけて残した人たちの努力は凄いです。
ポンペイでのランチはピザでした。それがとても美味しかったです。
あちこちに水飲み場が点在していました。
ポンペイの遺跡で感心したのが、台所が綺麗な状態で残っていることです。
学生たちが社会勉強をしていました。いいですね。
ずーと昔に来た時、遊郭みたいな施設の遺跡が残っていて、それを見るのに年齢制限があったのですが、私は小学生の子連れだったので、私も入れませんでした。
今回はみんなで入って見ようと思ったのですが、広いので探し出す事が出来ませんでした。懐かしい思い出が詰まった遺跡見学でした。
1900年前の古代都市が進んでいた裕福な街だったのが分かります。
庭にはワイン用のブドウ畑があったり、馬車道には低く石が敷き詰められ、横断歩道は飛び石みたいに大きな石が置いてあり、その石に乗って渡ります。
馬車の轍が新幹線と車輪幅と一緒だという。先見の目があったんですね。
水洗トイレもあったし、サウナもあったし、すごいですね。
ヴェスヴィオ火山の噴火により一瞬で火山灰の下に埋もれたポンペイの街。
逃げる間もなく、人が逃げる姿や、子どもを守りながら埋もれた姿など、
あっという間だったのだと思う。
遺跡は広くて、まだ発掘作業が行われている地域がありました。
人型に残った空間に石膏を流し込んで作ってあります。
生々しい古代の遺跡に、現代もあまり変わらない生活が分かりました。
ポンペイの入口付近にあるオレンジがいっぱいのお店。このお店は20年前もありました。
10月なのに半袖でも暑かったです。
3時間半ほど見学して、ナポリのホテルへ行きます。 つづく・・・