「スペイン満喫の旅8日間」
午前中はマドリッド市内を観光し、約70㎞離れた世界遺産「トレド」の街に来ました。オプショナルツアーでしたが半数以上参加していました。
世界遺産古都トレド観光の始まりです。
中世の面影が残る悠久の古都。古代ローマ時代から要塞都市として栄え迷路のように入り組んだ街です。路地を歩きながら土器時の文化を堪能したいと思います。
まずは、タホ川に囲まれた小高い丘に見える家々が立ち並ぶ景色を対岸から見ます。
少し移動して専用バスを降り、街の中心ソコドベル広場まで歩きます。
迷路の小道がたくさんあり、ガイドさんも道を間違えるほどです。
石畳の坂道をかなり歩きます。歩きやすい靴と健脚が必要ですw
サント・トメ教会は、エル・グレコの名画「オルガス伯爵」を展示しています。
この街を愛し描いた画家「エル・グレコ」は後半生の約40年を、ここで過ごしました。
カテドラルの前にあるアユンタミエント広場には、メリーゴーランドが動いていたり、クリスマスマーケットも開催されていて賑やかでした。
旧市街の中心に立つスペインのカトリックの総本山の「カテドラル」。
1226年に着工して、1493年に完成したスペインの主席大司教座がある大教会です。間口が57m、奥行113m、高さ90mの鐘楼がそびえる。
ゴシック様式のアーチを見上げると、ゴシック建築の大聖堂の象徴である「バラ窓のステンドグラス」が見えます。身廊の両側にも美しいステンドグラスが並んでいます。
見事な聖歌隊席が上下2段あり、上がルネサンス様式で、下がゴシック様式です。
総本山だけあって素晴らしい大理石の聖壇の彫刻です。豪華で素晴らしいです。
祭壇画の裏にあるチェリゲーラ様式と呼ばれる、スペイン独自のバロック様式の、「トランスパレンテ」(ナルシソ・トメ作)があります。
天使や聖母像が繊細に装飾され、天井から差し込む光が柔らかくてとっても美しい。
天井には明かりとりの窓が付いているので、優しい自然光が差し込み明るいです。
ずっと素晴らしい天井を見ていたら、首が痛くなりましたw。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3宗教が混在する古都「トレド」。
迷路だらけですが、ゆっくり散策できる街です。
世界遺産なので歴史的景観だけだと思っていましたが、ところどころ近代化していて、このエスカレーターも丘の上へ続きとても便利です。街並みも一望できます。
このオプショナルツアー「世界遺産トレド観光」にはディナーが付いています。
スペイン最後の晩餐を、ツアーで仲良しになった仲間と楽しみました(^^♪
洞窟のような素敵なレストランでした。貸切です。
メロンに生ハムが乗っていますw。 別々に切って美味しく頂きましたw
今夜もサングリアで乾杯しました。美味しかったです🍷
楽しい時間はあっという間ですね。ホテルに戻ったのは夜遅くになりました。
明日は、マドリッド~フランクフルト経由~日本に帰国します。 つづく・・・