「乳癌闘病記・・・乳房全摘~再建手術まで」
迷って迷ってセカンドオピニオンのこの病院に身をゆだねることにしました。
そう決めた理由は、丁寧に細かく説明をしてくれた担当の医師を信頼できると思ったからです。病院も大事ですが、係わってくれる担当医が一番大事です。
同じ検査をしました。最初に訪れた病院と全く対応が違い、質問にも分かりやすく説明して頂き、対話ができる親切な医師だなって思いました。
私の勘も良い方なのでその勘を信じて、この病院にお世話になることを決めました。
未知との戦いに不安もありますが、前向きに癌細胞を全部取って頂けることに感謝します。
何度も針生検したアザも薄くなりました。
12月から1月を、前病院で検査ばかりで終わり、なかなかはっきりとした結果が分からずイライラ。1カ月が長く感じました。
セカンドオピニオンを決意し紹介状を書いてもらう。言いにくかったけど、自分の身体は自分で守らないとね。手遅れになって後悔したくないからね。
2月1日、紹介状を持ってセカンドオピニオンの病院で診察を受けました。
局所麻酔をし、直径3mmほどの特殊針を刺し、針の側面にある吸引口からその部分の組織を採取をします。
採血も、エコー検査もします。この針生検は、前病院から3回目です。来週はMRIの検査もあります。
前病院の検査の日々を返してくれと叫びたい。
1週間後、朝から絶食してMRIを撮影。造影剤の注射針を先に腕にセットして途中から造影剤を注入します。今回は全然なんともなかった。30分ほどで終了。
今回は結果がすぐ分かり、癌は癌でも初期のガンのようです。
まずは治療方法を決めます。乳首から出血しているので乳首周辺は取らないといけません。
全摘にするか、温存すると放射線治療が50日ほど待っています。
先生に聞いてみました。もし奥さんだったらどうしますか?って。
すると、これからの事も考えると全摘を薦めるよって。やっぱりね~
私もずーっと気にかけて過ごすより、全部取ってスッキリしたい方なので、全摘の方に決めることにしました。
コロナ禍で、ベッドも空いていたので16日に入院、17日に手術にトントンと決まり、悩む暇もないほどです。
それで暫く大好きな温泉にも入れなくなるので、原鶴温泉旅館へ1泊旅行をすることにしました。
もちろん大浴場にも入りましたが、お部屋の檜風呂で、愛しい左胸にお別れをしました(笑)
大浴場で胸に傷があるお婆ちゃんに遭遇。なんとなく仲間になったようで、話してみると70代で乳がんになり全摘したことを話してくれました。私は来週手術なんですよって言うと、温存して心配するより、全摘して良かったよ!って言ってくれました。
何だか自分の判断は、間違いじゃないと花丸を頂いたようで嬉しかったです(^.^)