「乳癌闘病記・・・乳房全摘~再建手術まで」
62歳主婦、乳癌とは無縁と思っていました。
まさか、私がなんで、間違いかも、夢であってほしい、いろいろと頭の中をぐるぐる。
結果は、まだはっきりしてないのだから、きっと癌じゃないかも、と言い聞かせながら毎日同じことばかり。
怪しいなという兆候が出てきたのは、2021年の12月でした。
最初は、お風呂上がりに身体を拭いたバスタオルに血みたいなのが付いていて、あまり気にしなかったのですが、また何日か過ぎ、また付いていたのでどこか爪で引っ掛けたかなーと思っていました。
黒のブラトップの時は気付かず、ピンクのブラトップを着ていた時に血痕があったので、気を付けて見ると左乳首から出血が少し出ていました。
擦れて乳首が痛かったので、暫くガーゼのハンカチを擦れ防止に当てていました。
年末が近くなっても治まることもなく、このまま気になったまま新年を迎えるのが嫌だったので、思い切って15年前に子宮筋腫のため子宮を全摘してくれた病院に行くことにしました。
前日電話で予約し、このコロナ渦の中、いろんな気を使いながら検査をして頂きました。
エコーとマンモグラフィーの検査でした。
他の病院でしたが、毎年人間ドックを受けていたので慣れていましたが、この時はマンモグラフィーがとても痛かったです。検査途中にも乳首から出血したので、やはり異常だなと思いました。
この日はクリスマスイブでした。
検査結果は、年明けの7日に出るとのことでした。
お正月も、気持ちは「もし乳癌だったら・・・」と頭を過ぎりながら過ごしました。
夫は気にしないように病気のことは触れないようにしてくれていましたが、心配しているのは分かりました。
1月7日、昨年末の検査結果を聞きに行きました。
医師は、ご家族もご一緒にどうぞと言われていましたが、年始の忙しい日に休ませるのは悪いと思い、ひとりで聞くことにしました。
検査結果は、初期の初期みたいで、はっきりと分かりませんでした。
針生検というのをしました。
それが、パチンパチンと大きな音が4~5回ほど鳴り、乳房に穴を開けて細胞を取るというう、とても痛い検査でした。
翌日には、こんなアザになっていました。
暫くこんな感じでした。
その検査結果は、翌週の1月13日、検査結果は、やはり初期のようで、はっきりと分からないようです。
違う医師に替わりますと言われ、詳しく調べてくれることに、又、針生検をすることになりました。2回目でもパチンパチンは、やはり痛いです。
次回はMRIを撮りましょうと言われました。
血液検査のために採血をし、検査ばっかりで大丈夫かな~と思いながら帰りました。
1月25日、MRI の日です。初めての経験でドキドキ。
しかし撮影の途中、30分間マスクをしたまま、うつ伏せ状態だったので、息苦しくて具合が悪くなりました。
我慢が出来なくて、結局中止してもらいました。全身汗びっしょりでした。
特に、造影剤を途中から注入するのですが、撮影途中に注射針を刺したのですが、途端に気分が悪くなりました。
縁が無いのかなーと覚悟を決めました。この1カ月検査して頂き、好意にしていた病院でしたが、違う病院に行くことにします。
知り合いが薦めてくれた先生がいらっしゃる病院に行くことを決め、紹介状を書いてもらいました。
この1ケ月間、何の検査結果が出ないまま過ぎてしまったことが、セカンドオピニオンにした方が良いと考えて実行に移した理由です。
自分の身は、自分で守らなければいけないと思います。
2022年2月1日、病院を変えて、また最初からの検査になります。 つづく・・・